S25お疲れ様でした。ジガルデ軸でレート2000を達成する事が出来たので使用構築について書いていきます。
結果
TN ちとせ
最終レート2003/130位
構築経緯
メタモンを誘わない伝説を使いたいと思ったのでギミック適正があって前々から気になっていたジガルデを伝説枠に選択しました。積みポケモンでありながら相手の交代を封じるサウザンウェーブという技が自分好みの性能をしていたのでHBでの採用。引き先として適応範囲の広い受け駒であるラッキーとドヒドイデを採用しました。
次に多くの相手の上から対面操作を行えジガルデが誘う竜に打点があるスカーフヒヒダルマとイベルタル、カイオーガ、黒バド、ホウオウに対して数的有利を取るための崩しの駒となれるチョッキ化身ボルトロスを採用しました。ここまででゼルネアスやゼクロムがどうしようもないため他で対応出来ないポケモンはメタモンで誤魔化していきます。
個体紹介
ジガルデ/食べ残し
腕白/スワームチェンジ
<50%F>215(252)-120-190(252+)-x-115-116(4)
<PF>323(252)-120-190(252+)-x-115-106(4)
サウザンアロー/塒を巻く/眠る/サウザンウェーブ
B:PFジガルデがA182鉢巻ウーラオスの暗黒強打を残飯回復込みで3耐え
本構築の伝説枠。HBに特化する事で後出しからサウザンウェーブ→眠るで鉢巻暗黒強打のPPを枯らせる程の物理耐久(残飯回復が入ってHPが変身圏外に戻ると次の乱数で落ちる事があるのでダメ系推奨)があり物理相手には何度も後投げが出来ました。1度積めたらザシアンも破壊出来る最高のポケモン。
サウザンウェーブは有利な相手を捕まえて強引に積み展開、型次第でそのままTOD勝ちを狙えたり相手に吊り交換をさせないのでサイクル戦を有利に進める事が出来ました。ジガルデの対策として選出される挑発ウーラオスもこの技のおかけで強引に対面処理をする事が可能です。ほぼ全ての型のウーラオスに対応出来るためムゲンダイナに引けを取らない優秀な物理受けでした。
ラッキー/進化の輝石
図太い/自然回復
325-x-62(252+)-x-142(132)-86(124)
地球投げ/電磁波/身代わり/卵産み
S:麻痺の最速ウツロイド 準速エースバーン抜き
選出画面にいるだけでDM牽制が出来る特殊受け。技は場持ちをよくするために一撃技や宿り木を回避出来る身代わりと電磁波を選択しました。確率で珠ミミッキュに対面で勝てるずるいポケモン。
ドヒドイデ/黒いヘドロ
図太い/再生力
157(252)-x-224(252+)-73-163(4)-55
熱湯/毒菱/黒い霧/自己再生
ジガルデの弱点である氷・妖とカプレヒレを受ける物理受け。技はヌオーやヒヒダルマに毒を入れたいので毒菱とザシアンやミミッキュその他起点回避としての役割を持てる黒い霧を選択しました。毒菱はサウザンウェーブとの相性がかなり良くヌオー絡みのサイクル戦を有利に進める事が出来ました。
ガラルヒヒダルマ/拘りスカーフ
陽気/五里霧中
180-192(252)-75-x-76(4)-161(252+)
対面操作、過労死竜対策枠。ザシアンと竜全般に対面有利とこの構築が欲しがる要素を兼ね備えているため替えの効かない存在だと思っています。ザシアン対面でどの技を選択するか考えている時と氷柱怯みの上振れを引いている時が最高で使っていてとても楽しいポケモンでした。
地震馬鹿力はジガルデと役割範囲が被っており欲しい場面がなかったのでロトムやアシレーヌなどの水打点としてギガインパクトを採用しました。DMを切る機会がそこそこあったのでダイアタックが有効に働く事が多かったです。五里霧中が乗ると不一致と思えない高火力が出ます。
化身ボルトロス/突撃チョッキ
意地っ張り/負けん気
155(4)-183(252+)-95(36)-130-101(4)-158(212)
ワイルドボルト/空を飛ぶ/馬鹿力/草結び
B:DMボルトロスが特化イベルタルの物理珠ダイアーク(130)を14/16で耐え
S:最速ランドロス抜き
DM枠。HBジガルデの苦手な伝説軸に強いので2体目の伝説枠だと思って使っていました。イベルタルカイオーガ黒バドホウオウに対して対面有利であり通りが良かったように感じます。
持ち物は対特殊の撃ち合い性能を上げるためにチョッキを持たせましたがダメージ量でイベルタルの型判別が出来るのも便利でした。性格は少しでも火力が欲しいのと最速イベルタルの下から行動したいので意地っ張りで採用しました。ジガルデと組んでいるためATより悪戯心電磁波を意識させられるのも良いです。
メタモン/気合いの襷
生意気/カワリモノ
155(252)-x-x-x-x-x
変身!
積み対策。ジガルデ軸と相性が良く様々な構築に選出する事が出来ました。実は黒バドとゼクロムに出す場合はスカーフより襷の方が強いです。(黒バド軸はメタモンをタイプ受けで対策しており撃ち分けに対応出来ない、ゼクロム軸は襷竜舞が出来るため)
選出パターン
①攻め1受け2
or+@2
以下常体。ヒヒダルマの対面操作やDMボルトロスで荒らしてジガルデで詰める。数的有利を取って逃げ切る。ザシアンorムゲンダイナ+ヌオーの並びは数的有利を取るのが難しいので毒菱サウザンウェーブ(++or )で対応する。ヌオーに毒菱を踏ませて可能ならサウザンウェーブで捕まえてTOD。
②攻め2受け1
+or +@1
ガブリアス、マンムーなどヒヒダルマが対面で負けてかつ受けられない襷枠がいる場合ダルマボルトの2枚で崩していくかヒヒダルマで荒らして襷メタモンでスイープ。ヒヒダルマ+受け2もあり。
③受け3
++
毒菱サウザンウェーブ。ダイナサイクルやザシアンヌオーに選出したりする。
VSザシアン
++@1
VSカイオーガ
or++@1
VSイベルタル
or++@1
VSネクロズマ
+@2
VS黒バド
++@1
VSムゲンダイナ
++@1
VSホウオウ
++@1
VSゼルネアス白バドゼクロム
+@2
VSジガルデヌケニン
++@1
イベルタルヌケニンと違って数的有利を取るのが無理なので勝ち筋をTODに絞る。熱湯火傷や毒菱によるスリップを入れるのが理想だが失敗しても特化ヌケニンのダイホロウ(140)はB+6のPFジガルデが最高乱数を引かなければ残飯回復でHP満タンに戻るので最終ターンに眠る事が出来れば勝ち。
苦手な相手
受からないので割り切って立ち回る。ヒヒダルマミラーでは流行りの腹太鼓ケアで素引きせずリスクの高い蜻蛉返りを選択したり氷柱怯みを狙ったりヒヒダルマで初手DMしたり蜻蛉返りから地面技をボルトロスで受けたりメタモンで運ゲー仕掛けたり色々やりようはある。
ヌオーと違って氷耐性があり毒菱もサウザンウェーブも通りが悪い上に数的不利が負けに直結する。
おまけ
サウザンウェーブで嵌めたポケモン
・歌うラッキー
・毒菱or火傷の入ったヌオー
・黒霧ドヒドイデ
・襷エースバーン
・壁ザマゼンタ
・吠えるのないウインディ
・挑発のない襷ウーラオス
・イカサマ挑発のないオーロンゲ