S23お疲れ様でした。白バド軸でレート2000を達成する事が出来たので使用構築について書いていきます。
結果
TN ちとせ
最終レート2010/122位
構築経緯
DMなしルールでは先発トリル呪いからトリルエースを着地させトリルターンが枯れたら白バドでまたトリルといった動きが強いと思いトリル要員として行動保証とゴツメの両立が出来るミミッキュとトップメタのザシアンに対して行動保証が持てるリリバの実バドレックスの2体を軸に構築を組み始めました。
次に白バドの苦手な鋼や炎タイプを殴れる高火力トリルエースとしてガラガラとウオノラゴンを採用しました。共にH振りザシアンを一撃で倒せる火力を持っています。
ここまでで物理に偏っているためドヒドイデなどの物理受け全般と受けポケモンと組んでいる事が多いイベルタル、ホウオウにタイプ上有利なサンダーと対面性能が高い襷枠で黒バド対策にもなる悪ウーラオスを採用しました。
個体紹介
トリル要員→トリルエース→補完
意地っ張り(S個体値17)/化けの皮
142(92)-144(164+)-132(252)-x-110-109
シャドークロー/呪い/道連れ/トリックルーム
H:2n
A:余り
B:(皮ダメ込みで)
特化水ウーラオスの鉢巻水流連打耐え
特化悪ウーラオスの暗黒強打耐え
特化マンムーの氷柱針と礫大体耐え
特化ゴリランダーの鉢巻GFグラススライダー大体耐え
D:特化ゼルネアスの+2ドレインキッスを受けた時に12/16で倒れる
S:無振り90族抜かれ 挑発レヒレ意識で多めに
トリル要員。基本先発で出してトリル呪いするだけですがミミッキュを残しておく事で1回目のトリルターンが枯れた時のクッションや2回目の展開役としても機能する便利なポケモンでした。道連れは積みエースやメタモンの切り返し、起点より1:1交換を狙いたい場面に使える面白い技です。
白馬バドレックス/リリバの実
意地っ張り(S個体値5)/人馬一体
207(252)-238(252+)-170-x-151(4)-57
S:無振りトリトドン 最遅60族抜かれ
無振りドヒドイデ抜き抜き
本構築の伝説枠にしてトリルエース①。このルールで1番活躍出来る白バドを考察した結果リリバ剣舞トリル型に辿り着きました。ザシアンの取り巻きに白バドが強いのでトリルターンを枯らされた後にリリバを盾に再展開するという相手から見えない動きがただただ強かったです。
剣舞はポリドヒドウインディみたいな明確な白バド受けの交換が読めるタイミングで打ったりします。種爆弾を切った弊害で水打点を失いましたがカプレヒレは呪いで削れてる事が大半&環境にHB個体が少なく、スイクンミロナマコはあってもキツいので今期は剣舞を採用して良かったと思います。
アローラガラガラ/太い骨
勇敢(S個体値0)/石頭
167(252)-145(252+)-131(4)-x-100-45
トリルエース②。崩し性能が高く主にザシアンとムゲンダイナ軸に選出しました。耐性がやや心もとない代わりに素の火力がとても高くて何度も驚かされました。地味にフレアドライブの反動無視出来る石頭って強特性だと思います。
ウオノラゴン/拘り鉢巻
意地っ張り/頑丈顎
197(252)-156(252+)-120-x-100-96(4)
エラ噛み/逆鱗/噛み砕く/眠る
トリルエース③。トリル下鉢巻エラがみ最強!と思っていましたが思ったより使いどころの難しいポケモンでした。トリトドンが使用率10位の環境というのもありますがドヒドナット等で簡単に止まってしまうし中速のS種族値75もやや扱いにくい印象でした。選出率は最下位でしたがカイオーガ軸に対しては強く出られました。眠るはラス1拘り不意打ち意識です。
サンダー/食べ残し
臆病/プレッシャー
177(92)-x-105-166(164)-110-167(252+)
10万ボルト/暴風/身代わり/羽休め
H:16n+1
BD:A135C183イベルタルの悪の波動と不意打ちを残飯回復込みで大体耐え
C:10万ボルト2回で無振りチョッキイベルタルを大体倒せる
補完枠。今回はイベルタルやホウオウ+受けの並びに役割対象を絞りました。並耐久のポケモンに対して確定数が変わる事が多かったのでC振りが生きました。ホウオウやネクロズマのPPを枯らす動きも強かったです。
一撃ウーラオス/気合いの襷
意地っ張り/不可視の拳
175-200(252+)-121(4)-x-80-149(252)
暗黒強打/インファイト/不意打ち/カウンター
襷枠。困ったら選出していました。
選出パターン
①トリル選出
++oror
先発ミミッキュのトリックルームから展開するのが基本の動きになります。まず相手の構築を見て必要なトリルエースの数を決めます。2体なら白バドのトリルを用いながらエース2体で崩していきます。1体なら変わりにスイーパーとして対面性能の高い襷悪ウーラオスを選出します。
②対面選出(スイッチトリル)
+or or
トリルミミッキュ展開で勝てなそうな時にする選出になります。カイオーガ、イベルタル、ネクロズマ、ホウオウ軸に対して出す事が多かったです。
VSザシアン
++or
炎霊の高火力から受け全般に強くトリルがなくても対面でザシアンに勝てる(噛み砕くは非考慮)のでガラガラを通しにいく事が多かったです。ミミッキュを残していればトリルターンが切れた後もミミッキュを切って白バドのリリバトリルからトリルエース2体を再展開といった楽しい立ち回りも出来ました。
VS黒バド
++
ミミッキュでトリル呪い→白バドで暴れる→トリルターンを枯らし終わって出てきた黒バドを最後に悪ラオスで処理します。勝率は良かったですがドヒドイデ入りは厳しいです。
VSムゲンダイナ
++or
白バドガラガラの通りが全体的に良かったのでトリル下の2体で崩していく事が多かったです。今期はテッカグヤが流行っていたためギルガルドとあまり当たらなかったのも追い風でした。
VSカイオーガ
++
行動保証のある襷ウーラオスや雨下で受け出しが効かないウオノラゴンで相手を削って白バドで展開していきます。
VSイベルタル
++or
イベルドヒドをサンダーで見ているので@1を倒すためにサイクルを回す事が多かったです。
VSネクロズマ
++
不利構築だと思っていましたがネクロ+水ラオス+レヒレor地面枠みたいな選出が大半だったためサンダーラオスで強く出られました。白バドがリリバ剣舞トリル型なので対面でネクロズマを突破出来る時もありました。
VSホウオウ
++
身代わりプレッシャーサンダーの通りが非常に良かったです。ここまで物理に寄せるとドヒドイデへの役割集中を嫌ってか特殊受けの変わりにラオスノラゴン受けのカプブルル等を選出される事が多くサンダーだけで勝てた対戦が結構ありました。
VS壁構築
++@1
基本選出だとまず勝てないので後発トリル展開をします。ウオノラゴン等で相手の壁役を破壊し積むタイミングでミミッキュに引いてトリル道連れで1:1交換を狙います。
苦手な相手
・高耐久水
・対面構築